桐生出張で思ったこと。

もう15年来の付き合いになる刺繍屋さんとプリント屋さんへは年始の挨拶を兼ねて次の企画の相談を。
信頼できる安定した話ができた。

けど、あと何年この安定感が続けられるのかと不安になった。

現場の方達のほとんどがもう60才オーバー。
若い子たちは全然集まらないようで外国人の方達か、一度引退したOBの方達が結局回してる状態。60才以上の方達もほんと元気で頭が下がります。見習わないと思った。

もっと深刻なのが縫製工場、裁断場。
同じように人手不足で年配の方達が頑張っている。中には80才近くて先日 心臓のバイパス手術をされたおじいちゃんもいた。
で、今に始まったことではないけど中国生産分が国内生産にシフトする企業が増えてきてて、それはそれでうまく活性化できればいいこととも取れるけど現実では今、小中規模でやり続けてきた工場さんの多くはmade in japanを守り、良い手仕事、小ロットを数こなしたり、いろいろなアイテムを生産できるよう努力してきたはず。でもフタを開けてみると、国内にシフトしてきた商品の多くは簡単で量のある仕事。
結果、手の良い職人さんがこだわった商品を50枚作るより、手の良くない方でも縫える500枚を生産したほうが利益になり、手の良い職人さんほど、辞めてしまっているそうです。これでは人も育たない。
自分の出せる仕事なんて業界全体でみたら豆粒くらいなもんですが、少しでも前向きに回りがなれるよう頑張りたいと思いました。